大阪選挙区からN国から出馬している尾崎全紀候補は「大阪維新をぶっ壊す!」とN国のキャッチフレーズをアレンジし、維新を徹底的にターゲットに置く。
尾崎全紀候補(48)は「既存の政治家はひどすぎる」と嘆き、今回の参院選は「維新をぶっ壊す」ための戦いだと位置づける。「(NHKから国民を守る党の存在が広く認知されれば)社会に不満を持つ人の支持が集まる。大阪選挙区でも十分に勝算がある」と自信をのぞかせる。
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Q 尾崎候補はどういう思いで参院選に望まれるのですか?
あまりにも「既存の政治家がヒドい」という思いがあります。大阪では日本維新の会が強いですが、維新は口ばかりです。「身を切る改革」と言いながら選挙にいくらお金を使っているのですか。パフォーマンスですよね。今回は「NHKをぶっ壊す」ではなく「維新をぶっ壊す」というキャッチコピーを掲げています。
この戦略は、つい先日あった堺市長選挙で、NHKから国民を守る党・党首の立花孝志氏が出馬し、狙った戦略と同じで、完全に踏まえたものと思われます。
大阪における「ふわっとした支持層」の最大の集中箇所は当然人気の維新なのですから、そこの票田を奪いにかかるというのは道理が通っています。
一方、おもしろいのが、これに維新側が過敏に反応していることです。
足立康史が尾崎全紀とネットでバトルを繰り広げるなど、見事に「思う壺」にはまっています。
さらに大阪では盤石な維新ですが、東京では苦しい。東京ではむしろN国のほうが存在感あるかもしれません。
こちらでも維新がN国を目の敵にして噛みついています。
東京選挙区から出馬の維新・やながせ裕文氏が「 維新ならNHKをもっと賢く“ぶっ壊す” 」というタイトルで、N国に絡んでいく。
こちら東京では、逆に維新がN国に抱きつきにいってるということなのでしょうね。
これらからも分かるように、N国と維新は客層重なっているのでしょう。
実際、N国から地方議員になった人間の中には、これまで維新から出てたような候補者が居ます。
これまで維新に流れてたような層がN国に奪われてる構図があり、維新にとっては邪魔で仕方がないはずです。
両者がバチバチにやりあっているのは、互いにきちんと分析できていればこそなのでしょう。
本当は立憲や国民民主がやる必要あるのでは?
このN国の維新票を奪おうという戦略ですけど、本来立憲などが大阪においてはやらねばならないはずの戦略かもしれません。
大阪の選挙構図は維新vs自民の構図になりがちで、他党は埋没しがちです。
小泉郵政選挙で自民vs小泉自民という対決構図がクローズアップされ、民主党が埋没したことを覚えていれば
同じ構図にはまっている感は理解しやすいと思います。
良くも悪くも、大阪の政治シーンは維新政治の是非が常に最大の論点になってきてしまいます。
安倍政権の是非と同じくらいか、それ以上のウエイトで捉えられがちです。
本来国政だからとスルーしたい気持ちは理解できますが、憲法案やIR法案でも、安倍政権は改憲をテコに維新の要望に配慮してきている構図もあり、そうともいえないところです。
ここに向き合うべきなのか、向き合わぬべきなのか、判断が問われるところです。
N国陣営の維新に絡んでいく戦術、結果が気になるところです。



