「安楽死制度を考える会」その前身はあの「支持政党なし」

コラム

今回、の参院選2019、いろんなミニ政治団体が候補者を擁立していますが、「安楽死制度を考える会」なる団体が全国に候補者を何人も擁立しています

安楽死制度を考える会
http://honshitsu.org/

大阪でも候補者を擁立しています。
浜田たけし候補が立候補。


この団体、実は既に知られた団体だったりします。
代表は佐野秀光氏です。

佐野秀光氏といえば、3年前の参院選で、たくさんの候補者を擁立して注目を集めた政治団体「支持政党なし」の代表です。
現状、「支持政党なし代表」かつ、「安楽死制度を考える会代表」ということですが、Twitterのアカウント名もsijinashiですし、実質後継ということでいいのでしょう。




実は佐野氏、「新党本質」という党名で選挙に挑んでいます。
そこから2012年に「安楽死党」に改名し選挙に挑むも議席は得られず。
そして前回参院選に「支持政党なし」とし選挙に挑み、想像以上の票を得たという実績があります。
そして今回「安楽死制度を考える会」として候補者を何人も擁立というわけで、むしろ元の名前に戻して原点回帰というべきでしょうか。

「支持政党なし」は一応形の上では存続しており、今回は「安楽死党」が改名したことになる。
けど実質的に同じ政治勢力といっていいのではないかと思います。

支持政党なしのサイトも存続しています
https://支持政党なし.com/


「支持政党なし」は前回政党要件のある政党の票数を上回るなど、あわや1議席を取り佐野秀光氏当選か?とも話題になりマスコミをにぎわせました。
「安楽死」という元来の氏のメッセージを前面に出す今回の戦略は吉と出るか?


「支持政党無し」で挑んだほうが、現状の国民の政治不信、既存政党批判の空気を巻き込めよかったのでは?とも思えます。



それにしても、その選挙資金はどこから来ているのか?という疑問はネットでつとに言われている。
佐野氏のただの蛮勇なのか、何か資金的なバックがあるのか、はたして。
供託金だけでなく選挙費用に随分と予算がかかっていることは間違いがない。


「支持政党なし」は本当に無色透明?党首がブログで「自民党と公明党の言う政策以外は、全て絵に描いた餅」と発言、しかも前身は「安楽死党」
https://buzzap.jp/news/20160703-shiji-seito-nashi/

「諸派」から考える参院選「安楽死制度を考える会」の前身、実は……
https://withnews.jp/article/f0190630003qq000000000000000G00110101qq000019408A




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