幸福実現党、数森圭吾候補大善戦!?

コラム

幸福実現党からは今回、数森圭吾氏が出馬しています。

幸福実現党は、ご存じの通り、宗教団体の幸福の科学を支持母体とする政治団体で、これまで全国各地で候補者をずっと出していますが、まず泡沫というのが定番です。ところが!?

産経の状況調査で数森けいご大善戦か?

選挙分析家として最近有名な「はる」さんが、各社の状況調査をまとめています。
今回の選挙、各ミニ政党は当然泡沫なので状況に名前出てこないのが当然です。
ところが、唯一、産経新聞の調査において、幸福・数森けいご候補が状況に名前が出ることに。

数森圭吾候補が「懸命に追う」という表現で特記されており、これはメジャー政党の国民民主党・にしゃんた候補と同じ扱いです。
国民民主党は、連合大阪が全面的に支援する、組織のある政党です。国政の民主党の政党交付金の流れは国民民主党にあるので資金力もあります。それに互角の戦いを繰り広げているというのです。
泡沫視されるミニ政党の数々の中で唯一の快挙です。

実は演説非常にうまい数森候補

数森圭吾候補の演説や公開討論会のしゃべりを聞いた人が一様に言うのが「数森候補が意外に凄くよかった」というものです。
非常にしゃべりがうまく、内容もしっかりしているのです。
幸福実現党じゃなければもっと広く、非常に人気集めそうな要素あります。

前回の参院選にも数森圭吾氏は出ていますが、今は現職の維新・浅田均や、自民・松川るいと公開討論会で対峙していますが、全く負けていない。むしろもっともしゃべり慣れてたのではないか?
あのときも絶賛の声が出ていました。
今回の討論会等でも、「幸福の候補がすっごいまとも」との声を散見します。
今回の産経の状況調査での数森氏善戦の様子は、そういう数森氏の能力のたまものかもしれません。

産経新聞の忖度?

ただ、うがった見方とすれば、産経新聞と幸福の科学の密接ゆえの偏りか?という疑念も無きにしも非ずです。

幸福実現党ができてから、産経新聞社の夕刊フジはやたら推してるのです。
幸福実現党結党するやいなや、初代党首の 饗庭直道氏 のコラム 「いざ!! 幸福維新」 が夕刊フジで連載開始。

現在は、現党首の釈量子氏の連載が、夕刊フジとフジサンケイビジネスアイ掲載されているそうです。

釈量子党首が、著書『未来をかけた戦い』『繁栄の国づくり』を発刊します。いずれも、釈量子党首の新聞連載「太陽の昇る国へ」(フジサンケイビジネスアイ)、「いざ!幸福維新」(夕刊フジ)をテーマごとに取りまとめ、書き下ろしを加えたものです。

https://info.hr-party.jp/2019/8481/

幸福実現党の政策や出馬情報も逐一記事として掲載もしている。

それどころか、「霊言」まで記事化。

「霊言」というのは、大川隆法氏がいろいろな著名人や歴史上の人物の魂と交信し、対話し、その言葉を伝えるという、幸福の科学の定番のものです。
これまで記事化するとは、なにがそこまで?と謎なやたら幸福実現党押しです。

そんなわけでして、今回の数森圭吾候補が国民民主党と競るほどに大善戦しているという産経の調査、実際はどうなのか?と疑念も浮かぶわけです。
個人的には数森候補は幸福実現党の各地の候補の中でも、特に非常にいい候補のように思いますので、本人の実力と、これまで何度もチャレンジしてきてる積み重ねなのかも、とも一方で思ってもいますが。

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